こんにちは。表参道ヒカリデンタル矯正歯科です。
小さなお子さんから大人まで、自覚がなくても「舌癖」のある方は意外と多いのです。
では、この舌癖、どうして起こってしまうのでしょうか?
★赤ちゃんの時期の舌癖の原因
空気が汚れたいたり、アレルギーなどによる鼻づまりで口呼吸になるなど、些細なことが舌癖につながっていきます。
赤ちゃんは母乳を飲むことで口回りの筋肉が育ち、寝返り、ハイハイをするなかで、正しい姿勢の基礎となる首の筋肉が発達します。そして頭をまっすぐにして離乳食を食べることができるようになります。このような成長過程がうまくいかないと、口元に不具合が現れることがあります。
★幼児期の舌癖の原因
指しゃぶり
指しゃぶりは指を上顎につけて、舌を下に下げる行為です。これを長時間続けていると、舌の筋肉を養うことが出来ませんし、指を入れたまま唾を飲み込めば舌の筋肉が異常な飲み込み方を覚えてしまいます。
指しゃぶりは3歳になったらやめさせるのが目安です。
親の表情のマネ
子どもは親をしっかり観察しています。
親がぽかんと口を開けてテレビを見ていたり、音を立ててご飯を食べていたりすると、悪い習慣を学習してしまうのです。
唇を噛む・吸う・なめる癖
このような癖を続けてしまうと、本来の正しい舌の位置を乱してしまいます。
丸飲み・噛まない・たくさんほおばる
離乳食が始まる時期になると、母乳を飲む口の動きから食べ物を食べる動きに移行します。最初に覚えた食べ方を生涯続けていくことになるので、正しい食べ方を学習してほしいですね。
子どもの矯正では、装置を使うとともに、これらの原因を取り除いていくこともとても重要なのです。