こんにちは。歯科衛生士の篠田です。
当院では、マウスピース矯正も行っています。
マウスピースは目立たず、ワイヤー矯正より優れているようにも見えますが、デメリットもあります。
今回はマウスピース矯正についてお伝えしていきたいと思います
1.マウスピース矯正とは
透明なマウスピースの装置で歯を動かす矯正方法です。マウスピース型矯正装置を2週間から1ヶ月ごとに交換し、歯並びを整えてきます。
2.マウスピース矯正のメリット
①目立たない
透明で目立たず気づかれにくいです。
接客業などの方におすすめです。
②つけ外し可能
食事や歯磨きの場合など、取り外しが可能です。
③歯磨きがしやすい
取り外すことができるため、通常通りの歯磨きが可能です。
④通院の回数が少ない
約2ヶ月一回の通院になります。ワイヤー矯正の1ヶ月一回の通院より少なくなります。
3.マウスピース矯正のデメリット
①適応症例が限られる
重度の受け口や出っ歯などの症例の治療は難しいです。
②長い時間の装着
1日20時間以上の装着が必要です。歯磨きや食事のとき以外は、基本的に装着する必要があります。
③食事の度に外さなければならない
飲食時は外さなければいけません。また、食後は必ず歯磨きが必要で、そのままマウスピースを装着すると虫歯や歯周病になる可能性が高まります。
④自己管理をしなければならない
自由に取り外しできるためサボってしまうと効果がなくなってしまいます。
また、マウスピース紛失のリスクにも気をつけなければなりません。
4.まとめ
今回はマウスピース矯正についてご紹介いたしました。
歯並びの状態によっては、マウスピース型矯正装置で治療が難しい場合もあります。
マウスピース型矯正装置で治療が可能かどうか、わからない方は初診相談でご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。